巡回路

第1室は玄関とインフォメーションの場となっています。医薬分業のシンボルでもある薬剤師と医師の守護の聖人が来館者をお迎えします。

第2室は信仰と医療、薬事の歴史の概観について紹介しています。

第3室は子供薬局です。ここでは、小さな薬剤師がお茶を調合したり、薬草を識別したりできます。

第4室にはウルムにあったクローネ（王冠）薬局の調剤室家具が置かれています。

第5室はドイツ薬事博物館のハイライト、“マテリア・メディカ”－薬の材料の展示です。ここでは、19世紀まで薬局で常備されていた植物、動物、鉱物界からの薬の材料が展示されています。

第6室にはクラーゲンフルトのウルスラ会女子修道院の調薬室とバンベルクのホーフ薬局の調薬室がおかれ、薬局での仕事に必要な多くの道具類が見れます。

第7室は薬の材料とハーブの部屋で、材料を加工し、保存する技術を語るために必要な道具類が置かれています。

第8室では薬局の看板とシンボルマークの変遷がわかる展示です。

第9室は新しく入手されたコレクションと特別展示の場です。

第10室は実験室で、錬金術の手法で行われた試みから、初歩の化学・薬学につながる道具類が置かれています。

第11室はミュージアムショップです。カタログ（ドイツ語）をはじめ、館内展示物のレプリカや薬事関係の多彩な品が販売されています。